初夏の鹿

私ども「清流ジビエ」の本来の姿は、山を楽しむ狩猟者です。

早朝に、ぶらりと山をのぞいてみると、健康的な鹿の香りがしてきます。

今時期は、山林には草木が生い茂り、

鹿は毎日、数キロ級の草を食べ水分と脂肪分を蓄える最も上質といわれる時期でもあります。

精肉品質に変化が出やすい今時期は、腕を鍛える時期でもあります。

 

先日の鹿は、大きな雄の鹿でした。

緑の香りが濃く、水分をたっぷり含んでいます。

しかし、仮眠熟成を経て確認した鹿肉は、

残念ですが、長い時間、興奮状態が続いたことによる、血液温度上昇独特の症状を起こしていました。(目も荒い)

写真左から2・3番目の精肉は、モモの中にある丸太の様な部位ですが、しっかりと脂を巻いていました。

食べるのには何ら問題はありませんが、ステーキやローストにはお使いいただきたくはない・・。という感じです。

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仮眠熟成~精肉・・バロメーターが重要なポイントになってきます。

今回の鹿さんは、残念ながら商品にはなりません。

もったいないので、明日、明後日のお客様に向けて得意の調理しちゃいましょう(*^^*)

 

私は、狩猟に携わって約10年、(免許取得は2年前)・・・

今まで、実践を繰り返し独学で学びながら進んできました。ふいに・・気づいたのは最近です。

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私が向かい合ってきた事実を確認しよう。

アマゾンの書店をのぞき気になる3冊をいただきました。

狩猟者が、はじめて購入する3冊のジビエ関連書籍です。

ひとつは、ある、オーナーシェフ(秘密)が出された電子書籍(自伝)です。

 

ジビエともてはやされる世間に対し、精肉を提供する側として何ができるのか・・

姿を隠してしまった、素晴らしい猟師の姿はどこにいったのか・・?

この書籍は、私を原点の位置に戻して下さいました。インスピレーションの選択に間違いはありませんでした。

私は、狩猟ではじめて感じた原点にもう一度戻ることを決意しました。

 

気分爽快になったわたしは、

比較的、旨味の強い部位とお野菜を混ぜて餃子をつくってみました。

入れる部位は秘密です(*^^*)

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はやりの羽根つき餃子です。作り方はいたって簡単、

味付けも塩少々、醤油でシンプルに仕上げてみました。

言われなくちゃジビエ(鹿)とは解りません。

みんな知らずに食べちゃいました。

近日、もう一度作ってみます。

 

 

 

 

 

 

 


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